UDLDを究める:(2) UDLD におけるBidirectional とUnidirectional の定義

Cisco は、イーサネット・ポートにおいて、TX(送信側)からフレームを送信でき、同時に、RX(受信側)でフレームを受信できる状態をBidirectional(双方向、バイダイレクショナル)であると定義しています。

a
反対に、TX からフレームが送信できない、もしくは、RX でフレームを受信できない状態をUnidirectional(片方向、ユニダイレクショナル)であると定義しています。

udld-1-1.png

上図では、Catalyst-A のTX から送信されたフレームはCatalyst-B のRX で、Catalyst-B のTX から送信されたフレームはCatalyst-A のRX で、正常に受信できています。

こういう状態がBidirectional(バイダイレクショナル、双方向)です。

これに対して下図では、Catalyst-A はCatalyst-B からのフレームを受信できていますが、Catalyst-B はCatalyst-A からのフレームを受信できていません。
フレームを受信できていない理由は二つ考えられます。


      • Catalyst-A が送信できていない
      • Catalyst-B が受信できていない

udld-1-2.png

どちらの理由であれ、このような状態がUnidirectional(ユニダイレクショナル、片方向)です。

Unidirectional のことを、IEEE 802.3 ではAsymetric Link Failure(非対称リンク障害)と呼んでいます。